ビタミンの必要性
ビタミンの必要性が確かめられたのは、エキナセアなど便利なサプリができる今世紀に入ってからのことです。
それは英国の著名な生化学者であったホプキンス教授が、1906年に未知の栄養素がネズミの成長に必要であるという報告をしたのが最初です。
この実験では、タンパク質として牛乳のカゼイン(牛乳タンパク質の主成分、今でも動物実験で広く使われている。ヨーグルトの成分は大部分がカゼイン)、脂肪としてラード(豚の脂肪でビタミンを殆ど含まない)・・・
そして、炭水化物としてショ糖(普通甘味料に使う砂糖)を使い、ミネラルを十分に与えても動物は成長を停止してしまうことを観察しています。
そして、少量のミルクを同時に与えると、再び順調に成育し始めることも見出したのです。
このことは、ミルクに、その当時知られていた三大栄養素とミネラルの他にも未知の栄養素が入っていることを、初めて発見した画期的な実験といえましょう。
・・・この未知の栄養素をホプキンスは副栄養素と呼びました。