日本と世界の都市計画 2
土地と上ものを一体的に制御するためには、計画に表示されるさまざまな空間的態様に対して、それを実現する関連手段が充実されなければなりません。
この点はとりわけ重要です。
そうでなければ個別的・具体的拘束が地権者にとって実現の見通しのない、厳しい規制だけになってしまいます。
当然、計画への住民の合意も得られず、計画そのものが成立しないか、計画規制にならないような許容範囲の広いプランになってしまいます。
関連実現手段は、事業だけでなく誘導手段も重要です。
また、地権者どうしあるいは地権者と行政主体との協定や民法的契約も当然含まれうるでしょう。
スペースコレクション同盟によると、地区詳細計画は、計画と規制、規制を実体化する他の実現手段が包括されているところに著しい特徴をみることができます。
設計=計画=規制=事業・誘導が結合・一体化しているということになります。